添い寝をはじめるタイミングとは？

新生児との添い寝は、新生児が安心して眠れるようになるだけでなく、親子の絆を深める効果もあります。

新生児との添い寝は、生後3ヶ月からが一般的とされています。生まれたばかりの頃は一定のリズムで睡眠を取ることが難しく、また母親も体力を回復させる必要があります。3ヶ月を過ぎると新生児の生活リズムが整いはじめ、また母体もある程度体力が回復してくるため、この頃から添い寝をはじめるのがよいとされています。最終的な判断は母親自身の体調や生活環境、新生児の様子を見て決めることが大切です。

添い寝のメリット

新生児との添い寝には、様々なメリットが存在します。

一つ目のメリットは、安心感の提供です。新生児はまだ外の世界に対して不安を感じやすいです。母親や父親の体温を感じながら眠ることで、新生児は安心感を得られるといわれています。

二つ目のメリットは、授乳がスムーズである点です。新生児がすぐそばにいることで、授乳が容易になります。

以上のようなメリットが、新生児との添い寝から得られます。ただし、添い寝は正しい方法を守らなければ、新生児にとって危険な状況を作り出す可能性もあります。

添い寝の注意点

添い寝をはじめる際の注意点は、以下のとおりです。

・新生児が寝るまで大人は起きていること

新生児と添い寝すると、つい一緒に寝てしまいそうになります。一緒に寝ると、大人が寝返りをして新生児に覆い被さってしまう可能性があります。寝かしつけが完了するまでは起きるようにしましょう。

・新生児が寝たらベビー用寝具に移動する

窒息・転落のリスクを防ぐために、新生児を寝かしつけた後は必ずベビー用寝具に移動するようにしましょう。

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吐き戻しの原因とは

・消化器が未発達のため

新生児は胃の容量が小さく、出生時には30～60ミリリットル（大さじ2～4杯分）、生後1ヶ月になると90～150ミリリットル（大さじ6～10杯分）になります。また、新生児の胃は大人に比べて縦長の形状をしており、食道から胃への入口部分の食道括約筋が未熟なため、逆流しやすいという特徴があります。

・母乳やミルクと一緒に空気を飲み込んでいるため

母乳やミルクと一緒に空気を飲みこんでしまうことがあります。新生児がお腹に溜まった空気を上手にゲップで排出できるようになるのは、生後4～5か月頃です。お腹に過剰な空気がたまると、吐き戻しの原因になることがあります。

吐き戻しの予防方法

・授乳間隔を調整し、飲む量を調節する

完全母乳の方で新生児の吐き戻しがある場合は、授乳時間を少し短くしてみましょう。同じ授乳時間でも、日々母乳量が増えてきている可能性が考えられます。

・授乳姿勢を調整する

新生児の頭を少し高くするだけでも、胃から食道への逆流を予防できます。吐き戻しが多い場合は、横抱きや脇抱き（フットボール抱き）ではなく、縦抱きで授乳すると逆流を防ぐことが可能です。

吐き戻しの予防には傾斜つきベビーネストがおすすめ！

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