室温

夏は26～28℃、冬は18～23℃くらいに保ちましょう。

湿度

50～60%くらいが適切です。乾燥しやすい時期は加湿器などを活用しましょう。

照明

昼間は明るい場所で過ごし、夜は間接照明などを使うとよいでしょう。

音

大きな音や突然の音は避け、静かな環境を作ってあげましょう。ホワイトノイズなども有効です。

おむつ

寝る前には交換して、清潔な状態にしてあげましょう。

授乳

赤ちゃんがお腹を空かせていると寝つきが悪くなるので、寝る前に授乳を行いましょう。

抱っこ

軽く揺らしたり、優しくトントンしてあげたりすると安心する赤ちゃんもいます。ただし、抱っこで寝かしつけることに固執しすぎないようにしましょう。

寝かせるタイミング

眠そうなサイン（あくび、目をこするなど）を見逃さず、適切なタイミングで寝かせましょう。

生活リズムを整えるためのコツ

新生児期は昼夜の区別がなく、寝かしつけに苦労する時期です。しかし、赤ちゃんをよく観察することで、生活リズムに合わせた寝かしつけが可能になります。具体的には、赤ちゃんの眠そうなサインを見逃さないことが重要です。

昼間は積極的に活動させる

赤ちゃんにとって睡眠は大切なものですが、昼間はなるべく起こしておきましょう。授乳やおむつ替えのときだけでなく、語りかけたり、おもちゃで遊んだり、ベビーカーで散歩に出かけたりと、積極的に活動させましょう。窓の外の景色を見せたり、鳥のさえずりを聞かせたりするのもおすすめです。

朝日を浴びさせ、体内時計をリセット

朝起きたら、カーテンを開けて朝日を浴びさせましょう。太陽の光を浴びることで、赤ちゃんの体内時計がリセットされ、生活リズムが整いやすくなります。また、セロトニンというホルモンの分泌が促され、睡眠の質の向上にもつながります。

規則正しい授乳リズムを作る

授乳時間をなるべく一定に保つようにしましょう。授乳間隔が短すぎると、赤ちゃんの胃腸に負担がかかり、ぐずりやすくなってしまいます。反対に、授乳間隔が長すぎると、赤ちゃんが空腹で寝つきが悪くなってしまうことがあります。赤ちゃんの様子を見ながら、適切な授乳間隔を見つけていきましょう。

昼寝の時間を調整する

昼寝は、赤ちゃんの成長にとって大切なものです。しかし、昼寝の時間が長すぎたり、夕方遅くに昼寝をしてしまうと、夜寝つきが悪くなってしまいます。昼寝をする際は、時間を決めて、なるべく午前中～夕方前に済ませるようにしましょう。

これらのコツを実践することで、赤ちゃんの生活リズムが整い、寝かしつけがスムーズになるだけでなく、夜ぐっすり眠れるようになるでしょう。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて、根気強く取り組んでいきましょう。

生活リズムに合わせた寝かしつけのコツ

新生児期によく見られる眠そうなサインを以下にまとめました。

• 目をこする：何度も目をこすったり、触ったりする
• あくびをする：大きなあくびをしたり、連続してあくびをする
• ぐずる：理由なく泣き始めたり、機嫌が悪くなる
• 手足をバタバタさせる：手足を活発に動かした後、動きが鈍くなる
• 視線を合わせない：周りのものに興味を示さず、ぼーっとする

これらのサインが見られたら、赤ちゃんは眠たい可能性が高いです。すぐに寝かしつけを始めましょう。授乳やおむつ替えを済ませ、静かな環境で寝かせます。抱っこ紐やベビーカーで寝かしつけるのも効果的です。

赤ちゃんによって、寝る前のルーティンは異なります。いろいろな方法を試して、赤ちゃんに合った寝かしつけ方法を見つけましょう。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて寝かしつけを行うことが大切です。

添い寝でのリスク

添い寝にはリスクが伴うことを理解しておきましょう。添い寝は親子のスキンシップを深める良い機会となりますが、窒息などの事故につながる可能性も否定できません。特に、疲労困憊している時や飲酒・薬物服用時は、添い寝を避けるべきです。どうしても添い寝をする場合は、以下の点に注意しましょう。

パートナーや家族と協力する

パートナーや家族と協力して寝かしつけを行うようにしましょう。寝かしつけは体力と精神力を消耗する作業です。一人で抱え込まずに、パートナーや子育て経験のある家族に手伝ってもらうことで負担を軽減し、心に余裕を持つことができます。家族と協力した寝かしつけの体験談は、さまざまなヒントを与えてくれます。

専門家への相談

どうしても寝かしつけに悩んでいる場合は、専門家への相談も検討してみましょう。助産師や産婦人科医、ベビー寝具専門店などは、赤ちゃんの睡眠に関する専門的な知識を持っています。客観的なアドバイスを受けることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

育児に関するさまざまな考え方があるように、寝かしつけについてもさまざまな方法があります。一つの方法に固執せず、いろいろな方法を試してみて、自分と赤ちゃんに合ったやり方を見つけることが大切です。