サイズ選びのポイント

新生児の安全な睡眠を確保するために、ベビー布団のサイズ選びは重要なポイントとなります。サイズが大きすぎると赤ちゃんが布団の中で動き回ったときに、布団が折れ曲がり、窒息の危険性があります。また、小さすぎる布団は赤ちゃんの成長に合わせてすぐに取り替えなければならないため、経済的にも不利です。

新生児から使用できるベビー布団のサイズは、幅70cm、長さ120cmが一般的です。このサイズは赤ちゃんが大きくなったときにも対応でき、長く使えるためおすすめです。

また、ベビーベッドを併用する場合は、ベッドのサイズに合わせて布団を選ぶことが大切です。ベッド内で布団がずれたり、隙間ができたりすると、赤ちゃんが布団の下に入り込み事故につながるおそれがあります。

敷布団、掛け布団それぞれの特徴と選び方

新生児に適した敷布団は、赤ちゃんの頭が沈み過ぎない硬さが必要です。また、通気性を確保することで、ムレを防ぎ、安全に使えます。対して掛け布団は、窒息事故につながるおそれがあるため、新生児の寝具として使用しないのがおすすめです。体の冷えを予防するなら、スリーパーを活用しましょう。

また、中にはベッドインベッドを使用している方もいらっしゃるかと思いますが、ベッドインベッドは窒息事故のリスクが高いため、大人用と赤ちゃん用では布団は分けることをおすすめします。

皮膚に優しい素材選び

新生児の肌は非常にデリケートで、素材選びはその肌を守るために重要なポイントとなります。ベビー布団選びにおいて、一つのキーポイントとなるのが素材の「吸湿性」と「通気性」です。新生児は大人に比べて汗をかきやすいため、吸湿性が高く、ムレにくい素材を選ぶことが望ましいです。

また、新生児の肌は敏感なため、柔らかく肌触りのよい素材がおすすめです。硬すぎると肌に摩擦が生じてしまい、赤ちゃんの肌を傷めてしまうおそれがあります。

さらに、反発力のある素材は、赤ちゃんの体形にフィットし、快適な寝心地を提供します。しかし、あまりにも反発力が強すぎると、赤ちゃんが動きにくくなってしまうため、適度な反発力のある素材を選ぶことが大切です。

ベビー布団の洗濯・手入れ方法

新生児のベビー布団の洗濯は、寝具の清潔さを保ち、赤ちゃんの健康を維持するために重要な日々のケアとなります。ベビー布団本体は、こまめに干して風通しをよくし、ワンシーズンに1回は洗濯することをおすすめします。洗濯の方法としては、まずは洗濯表示を確認し、家庭で洗えるかどうかを見極めます。洗濯機で洗える場合は、ベビー布団をWの字を作るように屏風畳みにして、丸めたら紐で縛ります。その後、洗濯機に水を張り、ベビー用洗剤で洗濯液を作り、丸めた布団を入れてつけ置き洗いします。一方で、敷き布団など家庭で洗濯が難しいものは、専門のクリーニング店にお任せするのがよいでしょう。

寝具による事故防止策

新生児の安全を考える際、寝具の取り扱いも重要なポイントです。特に、掛け布団の危険性を理解することが必要です。新生児の場合、掛け布団により窒息するリスクがあります。これは、新生児はまだ首がすわっておらず、自力で顔を布団から出せないからです。

また、新生児は自身の体温調整能力が未発達なため、適切な温度管理が求められます。寝具を用いて過度に暖めると、乳幼児突然死症候群のリスクが高まる可能性もあります。

したがって、新生児の寝具としては、まずは腹巻や肌着などで体温を適切に保つことが大切で、掛け布団は基本的に必要ありません。また、寒い時期にはスリーパーを使用するのもおすすめです。

Nidoo Bio（ニドゥービオ）は、ブランスのブランド「Papa, Maman et Moi」で一番初めに製作されたものです。マルセイユ北病院に協力を得て、人間工学・医療の面から徹底的に研究されてデザインされました。顔側面に遮るものがなく、万が一の事故もケアできます。カバー部には竹ビスコースを、内部クッションにはcomfort Bultexを採用し、赤ちゃんの寝具に求められる通気性、吸湿発散性はもちろんのこと、抗菌性も備えています。新生児の寝具をお探しの方は、まずは30日間のレンタルサービスをお試しください。